囲碁の最年少プロ棋士、仲邑菫(なかむらすみれ)初段(10)の公式戦3戦目となる第23期ドコモ杯女流棋聖戦の予選Aが5日、名古屋市東区の日本棋院中部総本部で打たれ、仲邑初段が金賢貞(キムヒョンジョン)四段(40)に勝ち、史上最年少での本戦出場を決めた。
日本棋院によると、女流5棋戦の本戦での初対局日の最年少記録は藤沢里菜女流四冠(20)の13歳8カ月で、最年少記録を更新した。仲邑初段の次戦の本戦は10月までに打たれる。
仲邑初段は中盤の競り合いで好手から一気に抜け出し、120手で白番中押し勝ちした。終局後、「勝てて良かった。(点数を付けるとしたら)70点。本戦でがんばります」と話した。
仲邑初段は7月の公式戦2局目で、史上最年少の10歳4カ月で公式戦初勝利をあげている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル